一般社団法人 松濤館流拳心会は、1964年7月に創設され(当時、松濤館流空手道拳心会)、初代師範に小幡功氏をお迎えし、青少年の健全育成を目的に(株)川崎電気空手部(現、(株)かわでん)を中心に、慶應義塾大学、明治薬科大学の学生・OBを含め、稽古を開始いたしました。
小幡師範は、全日本空手道連盟、全日本学生空手道連盟初代理事長として、創設時に中心的な役割を果たされ、全日本空手道連盟の初代理事長として、空手道発展に貢献されました。小幡師範は、松濤館流の開祖、船越義珍先生の高弟であり、松濤館流を代表する指導者の一人でした。
慶應義塾大学空手部は、大正13年に創部され、大学空手部の中では歴史が古く、その師範でもありました小幡師範が物故される直前まで、小幡功先生に師事し、松濤館流の真髄と心技一体の空手を指導され、多くの先輩から教え受けた西谷賢先生が、昭和51年より、松濤館流空手道拳心会の師範となりました。
西谷師範は、(公財)全日本空手道連盟理事、常任理事、相談役を歴任され、また、一般社団法人 全日本空手道松涛館の理事を務め、松濤館流を代表する指導者の一人でした。
松濤館流空手道拳心会は、平成27年12月より、一般社団法人 松濤館流拳心会として、さらなる活動を続けております。